茨城県古河市 真言宗豊山派 徳星寺のご案内。

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真言宗豊山派 徳星寺
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心の眼

平成18年1月1日

三ヶ月前に歩き始めた長男の大雲は、外での散歩が日課となって いる。この日課である散歩のため靴を履かせ外に出たときである。いつもなら靴を履いた途端、喜んで笑いながら玄関前の緩やかなスロープを行ったり来たりするのだが、このときは違っていた。歩き出さず座り込んで、上の方を見て目をぱちぱちさせていたのである。何かと思って同じ方向を見てみたら、冬の凛としたとても素晴らしい青空が広がっていた。あれっ?今日ってこんなにいい天 気だったんだとその時初めて気がついた。そして、近頃ますますおしゃまになってきた上の子は、時々私の顔を見て「ママー、ニコニコママになってよ」という。別に怒っていないのにどうしてそんな 事言うのかなと思って、鏡を見てみたら、眉間にしわを寄せ、本当 に怖い顔をしていた。今一番、目が離せない子供達の世話に追われ心に余裕がなくなっていたのが恥ずかしくなった。こういうときは御詠歌の名取先生が教えてくださった、真言を思い出している。

 

『オン ニコニコ ハラタテマイゾ ソワカ』

 

なんじゃこりゃ?と思うかもしれないけど、不思議とこの真言を唱えるとカリカリしてたり、ガツガツしてたり、クヨクヨしているのがバカらしくなってきて、くすっと笑ってしまう。多かれ少なかれ 誰にだってストレスがある。それをため込むと、イライラしたりムカついたりキレたりして、心が病んでくる。みんな「私は大丈夫」と思っていても、誰にでも体が風邪を引くように心だって同じく風 邪を引くのだ。今生きているこの命に感謝し、仏さまに手を合わせ ニコニコ優しい笑顔を忘れず、心を暖めて風邪を引かないようにし たいものだ。

 

祐 海 合 掌

 

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