茨城県古河市 真言宗豊山派 徳星寺のご案内。

交通案内  ▼サイトマップ

真言宗豊山派 徳星寺
[ ホーム » 祐海・何を言うかい » Blog article: 愛 ]

平成16年7月25日

三月十五日に長男が誕生した。名前は大雲(たいうん)といいます。陣痛が始まってから生まれるまで、なんと一時間という速さの出産だった。二人目だったから、子育ても気持ちに余裕があり、一人目とは又違ったうれしさと楽しさがあった。

しかし、生後九日目で髄膜炎という病にかかってしまい入院して しまった。敗血症という血液に細菌が入り全身に菌が回ってしまう合併症にもかかり、重篤だった。

人工呼吸と点滴だらけの小さな体を見て、私は涙が止まらなかっ た。昨日までは、よく母乳を飲みよく寝て順調だと思ってたのに、こんな辛い思いをさせてしまったと自分を責めても責めきれないくらいの悔しさと悲しさでいっぱいだった。

毎日泣いてばかりだったが、周りを見ると子供病院だったので、たくさんの子供たちとその親が病気と向き合っていて、辛いのは自分ばかりではないんだな、みんな頑張ってるんだと思い、勇気づけられ、励まされた。泣くのをやめて、お薬師様の真言「オン コロ コロセンダリマトウギ ソワカ」を唱えて、よくなるように祈ることにした。そして、家族の支えがあり、なんとか乗り越えることが 出来た。

大雲は本当に頑張って、入院二ヶ月半で退院できた。脳の炎症が激しく、傷が残ってしまったため、後遺症が残るかもしれないと医者から言われている。しかし、今のところは、大病したとは思えないほど元気に成長している。

不安や心配は尽きないが、どう後遺症が残ろうとも、私にとってはかわいく、愛おしい子供にはかわりはない。たくさんの愛を受けて大きく育ってほしいと思う。

今回の事で、人は一人では生きられない。たくさんの人に助けられ、支えられているのを実感した。そして、人は、身近な人の愛のある言葉によって、救われるし、がんばれると思った。

 

祐 海 合 掌

 

Copyright© 2018 TOKUSHOUJI, All Right reserved.